Micro Bridge の実行(マイクロブリッジがインストールされていることが前提です)
ハンド評価データは4つのハンドを見たうえで、ダブルダミー分析をした結果です。結果論なのです。しかし。実際のブリッジのプレーは2つのハンドしか見えない不確定情報下での情報処理能力の競い合いのゲームです。ハンド評価データに基づき、良かったボード悪かったボードを特定し、マイクロブリッジで再実行すると何が良く何が悪かったのかを気付くことができます。気づくことで知識に昇華し実力アップにつながります。お勧めです。是非試してください。
1.入手したBENICEセッションのマイクロブリッジハンドデータをOS/Microbridge13/Myhanに格納します。
2.デスクトップの 「Micro Bridge 13」 アイコンをダブルクリックします。
New Session の開始
Micro Bridge ウインドウの上部にあるメニューバーから[新規セッション]→[練習]→[ハンドファイルをプレーする]を選択します。
オークション
新しいセッションが開始されると Start Auction ボタンが Micro Bridge ウインドウの右側に現れます。このボタンをクリックするとオークションが開始され、コンピュータは他の3人のプレイヤーとして振る舞います。あなたのビッドの順番が来たら右側のビディングボックスにあるビッドボタンをクリックして下さい。メニューバーの中のコマンドを選択することもできます。
プレイ
オークションが終わるとコントラクトとデクレアラーのサイドが右上に表示され、Start Play ボタンが表示されます。このボタンをクリックするとプレイが開始され、パートナーがデクレアラーの場合はあなたがデクレアラーとしてプレイするかどうかの問い合わせがあります。あなたのプレイの番になったらプレイしたいカードをマウスでクリックして下さい。4人がカードを出し終わるとマウスボタンをクリックするまではそのカードは表示されたままになります。トリックの勝ち負けは Micro Bridge ウインドウの右中央に数字で示され、さらに画面右下にカードを裏側にして、あなたのサイドが勝てば縦、負ければ横に表示されます。
スコアの表示
13トリックすべてがプレイされると4人のハンドが表示され、スコアの表示ウインドウが現れます。スコアはデュプリケート方式で計算されますが[練習]の場合は他のプレイの結果と比較されるわけではありません。[2チームマッチ]、[3チームマッチ]、[ペア戦]、および[ハンドレコードをプレイする]では IMP またはマッチポイントもスコアウインドウに表示されます。メニューバーから[スコア]→[プライベートスコア]を選択すればいつでもプライベートスコアを表示させることができます。Micro Bridge ウインドウの右側に表示される Next Board ボタンをクリックすると次のボードのオークションが開始されます。
保存と印刷
現在のセッションでプレイしたボードのスコアやハンド、ハンドレコードをファイルに保存したり印刷することができます。これらの情報は次のセッションに進むか Micro Bridge を終了するまでは利用可能です。
終了
Micro Bridge を終了するためにはメニューバーから[新規セッション]→[終了]を選択して下さい。
初期設定の変更(ご参考)
l ビディングシステムの選択
インストール直後はNSおよびEWサイドともに "ACS ACBL Club Series: Five Card Majors" が選択されていますので、メニューバーから[ツール]→[ビディングシステムの変更]を選択してビディングシステムを変更して下さい。(関連項目:ビディングシステムの変更(Bidding System Manager))
l ディフェンダーのシグナル
メニューバーから[オプション]→[シグナル]を選択して下さい。オプションで何種類かのシグナルを NS および EW 別々に設定することができます。
l ご使用のコンピュータの能力に合わせた Level の設定
コンピュータのプレイスピードが遅いと感じた場合は[オプション]→[プレイレベル]でプレイのレベルを低く設定し、逆に余裕がある場合は高く設定して下さい。
l キーボード操作
カードの上に表示される小さな水色の丸いマークは、キーボードでカードを選択するためのカーソルです。マークは最初プレイ可能なスートの一番低いランクのカードを指していますが、どのカードもプレイ可能な場合はハンドの中央に位置しています。キーボードの矢印キーでマークを移動し、プレイしたいカードの位置で Enter キーを押します。
キーボードでカードを選択することがなく、このマーク表示も消したいという場合は、メニューバーから[オプション]→[その他の設定]を選択し、Use the Keyboard to Play a Card オプションのチェックをはずしてください。
l 次のトリックの開始
次のトリックに進む際には Enter キーを押すかあるいはマウスボタンをクリックする必要があります。自動的に次のトリックを始めたい場合はメニューバーから[オプション]→[その他の設定]を選択し、Starting Next Trick から Automatically を選択してください。
l カードデザインとテーブルカラーの選択
カードのデザインは表3種類、裏6種類が用意されており、テーブルカラーは自由に変更できます。メニューバーから[ツール]→[カード種類の選択]を選択して好みのデザインに変更して下さい。
l サウンド
サウンドの設定は最初はオンになっています。オフにするにはメニューバーから[ツール]→[稼動環境の設定]を選択して、Sounds Off を指定します。
次のステップ
このあと、次の種類のゲームを順次プレイしてみて下さい。
l 2チームマッチ
メニューバーから[新規セッション]→[2チームマッチ]→[8ボード配る]を選択して下さい。
l 3チームマッチ
メニューバーから[新規セッション]→[3チームマッチ]を選択して下さい。
l ペア戦
メニューバーから[新規セッション]→[ペア戦]を選択して下さい。